「CHIよREN北天魁」チーム紹介特設サイト

演舞紹介

2023年「It's a tomorrow world」

コロナや戦争で世界中がギクシャクしている中、この地球に暮らす人々がお互いを尊重しふるさとの歴史や文化の魅力、個性と共生を認め合える社会の実現を願い「It's a tomorrow world」と銘打ち
見てくれる人々が幸せな気持ちになれるような演舞を考えました。演舞では小道具や旗が多く出ます。
一人ひとりが個々であるからこそ、集めたパワーの可能性をカタチにしたいと演出しました。

2022年「サイエンス」

人類の長い歴史はまさに文明や科学と共にあり、それゆえに苦しい思いや、争い事も経験してきました。混沌とした時代の中で今を生きる人として、どうするべきかを考えて欲しいというメッセージを込めています。
コロナ禍で不安や生きづらさを感じた2年間。歴史を見ても、戦争、天災、疫病、事故など私たちは常に何かに悩まされ、苦しんできたのかもしれません。
演舞中盤では明治初期のメディアの中心である口コミや瓦版が登場します。人々が記事に驚いたり翻弄されたりする姿は、今と重なる部分がありますよね。命の脆さや、運命には逆らえない儚さを痛感する中で放たれる「なるようになるさ」という言葉。拍子抜けするようで重みのあるこの言葉は、一休和尚が弟子に伝えた言葉とされています。数々の困難があるけれども「生きていれば何度でもやり直せる」。過去は変えられなくとも、生きてさえいれば将来は自分次第で変えることができます。経験や感動を忘れず、考えること、行動することの大切さを歌っています。
また、演舞では小道具や旗が多く出ます。歌詞にもあるように、独りきりではできないことがたくさんあるからこそ、集めたパワーの可能性をカタチにしたいと演出しました。

2020年「サンタクロース 〜白い髭の贈り人〜」

今や知らない人はいない、誰もが信じた贈り人、サンタクロース。幼い頃、クリスマスイブの夜はワクワクしながら寝ていたものです。しかし、時が経つにつれて色々なことを知っていきました。
大人になると、ふと寂しくなったり、前を向けない日もあったりすると思います。ひとりぼっちを感じた時、ふと思い返してほしいのがサンタクロースです。あなたが今そこにいるのは、あなたのことを想ってくれてた人がいたから。形は変われども、今もその想いは残っていることでしょう。
そして誰でも大切な人ができれば、贈られる側から贈る側の人間になります。「君はひとりきりじゃない」この歌詞にはそんな意味が込められています。
誰もが知るこのテーマの中に、日本の伝統文化である「能」の要素を取り入れました。受け継がれる文化は、受け継ぐ人がいてこそのもの。よさこいを通じて、そんな日本の素敵な文化にも触れてみてください。笛の音色にご注目!何故か歌詞に聞こえてくるような気がしませんか…?

2019年「うちの猫」

個性豊かな三毛猫・キジ三毛・茶トラ・サバトラ達が自由気ままに踊ります。
ねこのふわふわの耳と手、男隊のちょんまげはメンバーの手作り! 試行錯誤しながら作り上げました。お披露目演舞での観客席のどよめきは、過去一番だったかもしれません。表現するのは、それどころじゃない日々を過ごす飼い主と、家でその帰りを待つねこの姿。飼い主とねこの心情を表した歌詞にもご注目ください。木更津甚句の音色に合わせた「よさこい無くとも生きてはいける」という言葉は、よさこい人なら思うことがあるはず・・・?

2018年「ルーツ」

千葉に伝承が残る天狗の目線から見た人々の暮らしぶりを描いた作品です。
色鮮やかな衣装が目をひくこの作品。実は、緑は小天狗、ピンクは裃(かみしも)、白と赤は巫女、青は男とそれぞれ役に応じて着ている衣装が違います。役の特長に合わせた踊りも見どころの一つです。また、この4部隊が回転をしながらめくりめく踊り出てくる通称『リボルバー』は、この作品の見せ場となりました。
大道具作りに苦戦したこの作品、終盤の歌詞にあるように、まさに『作って壊しをくり返し』の状況。さて、どんな大道具が完成したのか、ぜひ動画で確認してみてくださいね。

2017年「御一新」

挫折を乗り越え新しいものを作り上げる人々の姿を、明暦の大火になぞらえて表現しました。
火事で全てを失ってしまった人々が皆で手を取り合って新しい時代を作り上げていく姿。そこから学べるのはどの時代にも通ずる大切な精神。でも物事を始めるときのワクワクした気持ちや前向きな気持ち、目の輝きはいつのまにか忘れてしまうもの…。この作品の歌詞の最後は「はじめの気持ちを思い出そう!」という言葉で締めくくられており、見ている人にもそんな気持ちを思い出して欲しいという思いが込められています。
江戸城が描かれた幕、回転する幕、生の楽器演奏など見所がたくさん詰まった演舞です。

2016年「武士-もののふ-」

「時代が変わっても 残したいもの 先人の夢 武士の志」この言葉を前口上として始まる2016年の作品は、自分の主君のため、国のために誇りをもって戦うことを正義と信じて貫き通した日本の武士(もののふ)たちの生き様を描きました。そして2016年のこの作品は、出場16年目にして念願のYOSAKOIソーラン祭りファイナル初進出を果たした、思い出深い作品でもあります。
演舞冒頭では武士の迫力と力強さを表現する先鋒隊が登場します。そして時代と景色はがらりと変わり、中盤では桜の中、先人を偲ぶシーンをドラマチックに描きます。太鼓の生演奏とともに、千葉の「銚子大漁節」にのせて一気に盛り上がりを見せ、ラストはドレスとタキシードをモチーフとした衣装で、鹿鳴館の舞踏会を表現しています。時代と人のめくるめく変化を感じられる演出となっています。
時代は目まぐるしく変わるもの、しかし過去には志を抱きそれぞれの時代を生き抜いた人々がいてこそ今の自分がここにいること、その歴史を知ることの大切さが感じられる作品です。

2015年「I CHIBA YOU」

数年続いた幕末シリーズから一転、「千葉巡り」をテーマに千葉の魅力をぐっと詰め込んだ作品です。大好きな千葉を知ってもらいたい、好きになってもらいたい。少しでも興味を広げて、たくさんの誰かを、何かを、好きになってもらいたいという思いが込められています。
銚子大漁節から始まり、カラフルな7色の旗が空を舞います。それぞれ千葉の名物、鯛・ビワ・菜の花・スイカ・落花生・海と空・飛行機と夢の国が描かれています。子どもを中心としたミッキー隊のかわいらしい演舞、力強い(?)男振り、女性の優雅(?)な踊りが続き、最後は県の花『菜の花』をイメージした黄色い衣装でラインダンスを行いました。

2014年「風雲児」

「おもしろき こともなき世を おもしろく」という時世の句を残した長州藩士『高杉晋作』の生き様、彼の魅力に取りつかれた女たちを表現した作品です。上海に渡った晋作は、そこで文明の遅れ、欧米の脅威を知る。ひとりの若者が感じた将来への危機感はやがて日本を動かすことになる。
「苦しいという言葉だけは言わないでおこうじゃないか!」を合言葉にした一年でした。5年ぶりに参加したにっぽんど真ん中祭りでは、初のファイナル進出を果たしました。

2013年「竜馬がゆく」

代表が大好きな『坂本龍馬』がテーマのこの作品。江戸にある北辰一刀流千葉道場へ向かう坂本龍馬が、道に迷い千葉へ、千葉を旅するうちにすっかり気に入ってしまう…という物語となっています。袖の桔梗の紋、冨嶽三十六景の波に踊る黒竜があしらわれた衣装が特徴です。人の人生は一度きり、なにかをすることでなにかが変わる。「ほいたら、行くぜよ!」

2012年「今を活きる」

動乱の幕末(鳥羽・伏見の戦い)をモチーフにカラフルな衣装が躍動します。今からたった百数十年前、仕える主により敵と味方に分かれ日本人同士が争いました。命をかけ戦った人達が未来に馳せた思いは、今の時代に届いているでしょうか…。『今』もやがて『過去』になり、私たちもこの世と別れる時が来る。笛と太鼓の生演奏にも初挑戦。二つの音色が奏でるオープニングが激動の時代へといざないます。

2011年「夢の中へ」

明治の初め、北の大地『蝦夷』を目指した人々を唄っています。身分制度が廃止されていき場をなくし、蝦夷を新天地として夢を膨らませて旅立った人々が、冬の寒さ、自然の厳しさに夢を実現することの難しさを知る。
この作品は、よさこいブームの火付け役でありカリスマチーム『セントラルグループよさこい 踊り子隊』の振付を手掛けた國友須賀先生の最後の振付作品(遺作)となりました。北天魁で、何年経っても大切に踊り続けている作品です。

2010年「(テーマなし)」

10周年という節目を迎えた2010年。テーマは持ちませんでした。新たな歴史を刻む始まりとして無色透明で歩み出します。作品も今までの和風を一新、天使と悪魔をモチーフに近未来スペースファンタジー風の衣装を装着。 新たなスタイルに挑みました。更なる10年後の未来へ「扉を開こう」!

2009年「一歩」

「エンヤコーラー」「どっこいしょ!どっこいしょ!」の掛け合いで始まる民謡白浜音頭。波と太陽をイメージした青と赤の長半纏を翻し、命の鼓動を表現しました。
100年に一度の大不況の波はよさこいの世界にも暗い影を落としました。2004年から尽力してきた千葉で一番大きなよさこい祭り『ちばYOSAKOI』がスポンサーの相次ぐ撤退により中止。チームも千葉のよさこいも大きな転換期をむかえ、未来へ新たな一歩を踏み出さなければいけない一年になりました。

2008年「ストレンジャー」

元は他人(stranger)同士の集まり。年齢や生活環境をはじめ、これまでの人生も考え方も異なりそれぞれの生活がある中、“それどころじゃない”環境の中で、同じ目的を持ち練習を重ねてきました。単独チームになってから初めて100人を超えるメンバーで札幌のYOSAKOIソーラン祭りに挑むことができました。

2007年「羅針」

2006年「カルチャーショック」

千葉を代表するチームとして県内をはじめ県外でも活躍した年でした。色とりどりの衣装に艶やかな女隊、力強くはためく小旗隊が舞台で躍動する豪華絢爛な演出で、見ている人を魅了することに全力を注ぎました。

2005年「プロセス」

黒羽織に白足袋、笠を被る出で立ちで新しい北天魁のスタイルが確立しました。テーマの通り、ここに至る過程を表現できる、そんなチームを目指しました。和とよさこいを千葉に結びつけ多くのメディアやイベントでも活躍した一年でした。

2004年「踊りをまとい 衣装が舞う」

単独チームとして2年目。各地の祭りやイベントも手がけ、11月に行われた『ちばYOSAKOI』では札幌のYOSAKOIソーラン祭りで大賞に輝いたチームを招待し、関東有力チームが参加する大きなお祭りを開催することができました。

2003年「古き良き時代は今」

毎年解散する制度を廃止し、『NPO法人千葉よさこい連絡協議会』の理念を実現することを目的として単独チームを立ち上げました。

2002年「ジャングル」

県内の公募と市立船橋高校吹奏楽部の参加により、総勢180名を越すチームを結成しました。

2001年「はじまり」

松戸、柏、船橋、千葉からなる合同チームを結成。総勢150名という大所帯でYOSAKOIソーラン祭りに参加し、一般チームとしては県内初出場を果たしました。